医院案内
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■ハイレベルな衛生管理
・こだわりの滅菌対策
「滅菌・消毒処理と院内感染対策」に力を入れております
2017年7月のyahooニュースでは、約5割の歯科医院で切削器具の滅菌がなされておらず、使いまわし状態であるという衝撃的な記事が掲載されました。
歯科医の手袋「患者ごと交換」52%…歯削る機器だけでなかった使い回し、東北大学歯学部などの研究グループの調査によると、歯を削るドリルを取り付ける「ハンドピース」と呼ばれる金属製の柄を患者ごとに交換しているかどうか、全国1000人の歯科医に尋ねたところ、回答した700人のうち、52%の歯科医は「患者ごとに交換している」と答えました。言い換えると、約半数の歯科医が、患者ごとにハンドピースを交換せず、また歯科医によってはアルコールなどでハンドピースの表面を拭くだけで、次の患者の治療を行う、と回答したということです。
小野歯科医院では、診療器具・器械についてすべて患者さまごとに滅菌を行なっています
◆診察基本セットの「歯科用ミラー・探針・ピンセット・口腔内バキュームなど」はすべてオートクレーブにより滅菌しています。
◆紙コップ・エプロン・ヘッドレストカバー・器材トレーはすべてディスポーザブル(使い捨て)を使用しています。
◆歯を削る切削機械類もすべて完全滅菌し、患者さまごとにすべて滅菌処理しています。滅菌とは、すべての細菌を死滅させることです。
患者様に安心安全な医療を受けていただくためには感染予防対策は必須です
当院では滅菌・感染予防・保管に最大限の注意を払っております。
唾液や血液中にはB・C型肝炎、エイズなどのウイルスが混入している恐れがあります。歯科では歯を削る際に唾液の混じった飛沫や、抜歯などによる血液汚染が多く、医科に比べて院内感染を起こしやすい環境です。
歯の治療は、ある意味「手術」と同じことです。身体の中に器具を入れて治療をするので、使う道具には、几帳面すぎるくらいの取り扱いをしても「やりすぎ」ということはありません。
皆様の健康を維持するために、院内感染は絶対にあってはならない事です。歯科医師・歯科衛生士はじめスタッフ一同、まず安全を第一に考え、質の高い歯科医療をご提供いたします。
高圧蒸気滅菌器
日本で多くの歯科医院で現在使用されているオートクレーブでは、コントラやタービンなどの器具類に入り込んだ血液や唾液の除去や滅菌を完全に行うことができていないのが現状で、非常に困難なことでした。 しかし、この滅菌機械は高温高圧によりすべての細菌・ウィルスを完全に死滅させます。内部にいたるまでの厳密な滅菌(完全にすべての菌を死滅させる滅菌)を行うことができます。
ハンドピース洗浄・滅菌器
歯科治療に使用した後の歯科用ハンドピース(歯の切削器具)には様々な病原細菌やウイルスが存在している可能性がありますので、他の器具類と同様に滅菌をきちんと行う必要があります。器具内のオイル、血液細胞、唾液などを高温で滅菌クリーニングすることによって、院内感染などが起こらぬよう細心の注意を払い、患者様の衛生面を高めております。
可能な限りディスポーザブル(使い捨て)のものを使用
治療で使用した手袋は、患者様ごとに交換して常に新しい手袋を使用します。
コップ、エプロン、トレー、注射針、注射液など患者様のだ液、血液に直接触れる物はすべてディスポ(一回使い捨て)を使用しています。
清潔な環境で安心して治療を受けて頂くために
滅菌処理は手間がかかる上、現在の歯科医療制度では十分な滅菌処理コストは算定されていないのが現状です。つまり滅菌処理は個々の歯科医院の倫理観とコスト負担にかかっていると言えます。患者様は歯科医療器具を滅菌しているか否かは見ただけでは分かりません。しかし、当院では手間とコストがかかっても、より安全に、より安心して患者様に治療を受けていただくために滅菌機器を導入しております。
患者様全てに安心をお届けするために最新の滅菌システムでの治療を行っております。どうぞ安心してご来院くださいませ。